2007年1月24日水曜日

院内暴力

「院内暴力」という言葉をご存知だろうか。これは患者や患者の家族・関係者による医療従事者に対する暴力を指す言葉である。暴言も該当する。

これまで我が国では、医療従事者の不祥事ばかりがマスコミで報道され、社会から批判を受けてきた。長年、医師として臨床に携わってきた私の目には、この報道の仕方はあまりにも一面的すぎるのではないかと映っていた。

医師(医療従事者)は患者の健康の維持・増進のために努力する必要がある。しかし、全く社会的ルールやモラルを守ることができず、暴力を振るい暴言を吐くことをやめない患者に対しても黙ってそれに耐えて治療を行わなければならないのであろうか。外来で大声を出したりあばれたりしても患者であるというだけで許されてもいいものであろうか。

医療費を支払わない患者が少なくないことは以前述べた。医療従事者もマスコミも医療現場における実態を公平な立場で明らかにしていく義務があるのではないだろうか。

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